また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【映像化】誉田哲也「プラージュ」、星野源主演でWOWOWで今夏ドラマ化!

 誉田哲也のミステリー「プラージュ」がこの夏WOWOWで連続ドラマになります。前科者など訳アリの厄介者たちが集まるシェアハウスを舞台にした再生の物語、タイトルは「プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス」になるようです。

 

 話題はやっぱり「逃げ恥」で役者としてさらに注目を集めた星野源が主演ということでしょう。星野源ファン、確実に増えてるからなぁ。彼の他にも仲里依紗、石田ゆり子、そしてスガシカオも出ます。どんなドラマになるのか、ちょっと楽しみ!詳しくはホームページで。

 

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【コミック】第21回手塚治虫文化賞、マンガ大賞はくらもちふさこ「花に染む」!

 

 今朝の朝日新聞紙上で発表になりました。そうかぁ、もう21回かぁ。これまでの受賞作を見ていくとなかなか感慨深いです。辞退があったりなかなかおもしろい。

 

 さて、今回のマンガ大賞はくらもちふさこさんの「花に染む」に決まりました。パチパチパチ!!くらもちさんというとなんだか昔の人のような気がして(すみません、すみません)…デビュー45周年なのですね。彼女のようなベテランが選ばれたのはちょっとうれしいです。「花に染む」は全8巻で昨年完結しています。弓道マンガというわけではないようですが、主人公は弓道をやってるみたいです。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.4/4週)

 さて、出た本。ヨシタケシンスケの育児イラストエッセイ「ヨチヨチ父-とまどう日々-」出ました。本屋で立ち読みしたけれど、これもやっぱりヨシタケワールド全開のおもしろさ。あ、ヨシタケさんを特集した「MOE」の4月号を読みましたが、これはファンの皆さん必読ですよ。糸井さんとの対談がスゴい!

 

 出る本。住野よる「君の膵臓をたべたい」(4/27)が文庫になります。ずいぶん話題になりましたが、おもしろいのかなぁ。7月には映画も公開されるんですよね。

 

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【文学賞】第30回 三島由紀夫賞、山本周五郎賞のノミネート作発表!

 発表になりました!まずは三島賞ノミネート、紹介しましょう。

 

 というわけで、ううむ、すべて未読です。まぁ、よくあることだけど。この中では文藝賞の受賞作品「青が破れる」がなんだかおもしろそう。ボクシング小説は好きです。では、続いて山本賞!

 

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【絵本】明日から東京・世田谷美術館で「エリック・カール展」開催!7月2日まで

 

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 1月にこのブログでもお知らせしましたが、世田谷美術館で明日から「エリック・カール展」が開催されます。詳細は前の記事を見てみてください。

 

 紹介される原画や作品は約160点、4つのテーマで綴る第1部の「エリック・カールの世界」はもちろんですが、クレーやマティスなど影響を受けた画家などを紹介した第2部「エリック・カールの物語」も楽しみです。

 

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【コミック】5月に東京でこうの史代「この世界の片隅に」原画展開催!

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 映画も大ヒットして様々な賞にも輝いた「この世界の片隅に」。5月13日から東京・タワーレコード渋谷店でこうの史代の原画展が開催されます。原画130点以上と取材ノート、作画資料などを展示。グッズもいろいろと販売されるみたいです。ううむ、これはちょっと見に行きたいぞ。

 

◯くわしくはこちらを


◯コミック「この世界に片隅に」の僕の感想はこちら


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【文学賞】第3回日本翻訳大賞は藤井光訳「すべての見えない光」と松本健二訳「ポーランドのボクサー」!

 ちょっと遅くなってしまいましたが3回目の日本翻訳大賞の受賞作が決まりました。アンソニー・ドーア作、藤井光訳の「すべての見えない光」とエドゥアルド・ハルフォン作、松本健二訳の「ポーランドのボクサー」、2作同時受賞です。パチパチパチ!

 

 「すべての見えない光」はピュリツァー賞受賞作品で国内でもTwitter文学賞の海外部門1位、本屋大賞の翻訳小説部門でも2位という高い評価を受けている作品です。僕もこれは読んでみたいなと思っています。

 

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