また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【BOOK NEWS】「逃げるは恥だが役に立つ」シナリオブック5月19日発売!!

 おぉ、あの「逃げ恥」のシナリオブックがいよいよ発売。DVDを買えない人もこの値段ならいいですよね。うちもこれにしよう!全464ページとかなりボリューミー。制作裏話も満載!カラーページもあります。てなことが、Twitter情報でいろいろと。

 

 え〜っと、今、アマゾンは予約ができない状況、楽天ブックスは大丈夫みたいです。

(追記2017.5.19 本日発売ですが、ネットでは今買えないみたいです。重版は決定しました。まずは本屋さんでチェックを。しかし、この表紙は…よくわからん)

 

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【コミック/感想】谷口ジロー「ヴェネツィア」-終盤に描かれるこの街の夕暮れから夜景へと続く描写の素晴らしさ!

 これが谷口さんの実質的な遺作ということになるのだろうか。1人の作家が1つの街をイラストで表現するというルイ・ヴィトンの「トラベルブック」のうちの1冊。最初はパリとヴェネツィアどちらか、という提案を受けパリと答えたのだが、すでに他の画家に決まっていてヴェネツィアになった、とあとがきにある。なぜ谷口ジローが?と疑問に思う人もいるだろうが、フランスでの谷口人気は驚くほど高い。このセレクトは意外でもなんでもないし、「ヴェネツィア」はルイ・ヴィトンの期待に100%以上応えている傑作だ。

 

 この本は物語仕立てになっている。主人公の男が亡くなった母の遺品から見つけた昔のヴェネツィアを描いた数枚の手描きの絵葉書と古い写真。それらに導かれるように彼はこの街にやって来る。写真の女性はどうやら祖母で、彼女に抱かれた女の子が母なのか?様々な思いを巡らしながらヴェネツィアの街を歩き続ける主人公。オールカラーで描かれた谷口ジローの絵は一枚一枚どれもが美しく、見ていて飽きることがない。

 

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【映像化】誉田哲也「プラージュ」、星野源主演でWOWOWで今夏ドラマ化!

 誉田哲也のミステリー「プラージュ」がこの夏WOWOWで連続ドラマになります。前科者など訳アリの厄介者たちが集まるシェアハウスを舞台にした再生の物語、タイトルは「プラージュ〜訳ありばかりのシェアハウス」になるようです。

 

 話題はやっぱり「逃げ恥」で役者としてさらに注目を集めた星野源が主演ということでしょう。星野源ファン、確実に増えてるからなぁ。彼の他にも仲里依紗、石田ゆり子、そしてスガシカオも出ます。どんなドラマになるのか、ちょっと楽しみ!詳しくはホームページで。

 

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【コミック】第21回手塚治虫文化賞、マンガ大賞はくらもちふさこ「花に染む」!

 

 今朝の朝日新聞紙上で発表になりました。そうかぁ、もう21回かぁ。これまでの受賞作を見ていくとなかなか感慨深いです。辞退があったりなかなかおもしろい。

 

 さて、今回のマンガ大賞はくらもちふさこさんの「花に染む」に決まりました。パチパチパチ!!くらもちさんというとなんだか昔の人のような気がして(すみません、すみません)…デビュー45周年なのですね。彼女のようなベテランが選ばれたのはちょっとうれしいです。「花に染む」は全8巻で昨年完結しています。弓道マンガというわけではないようですが、主人公は弓道をやってるみたいです。

 

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.4/4週)

 さて、出た本。ヨシタケシンスケの育児イラストエッセイ「ヨチヨチ父-とまどう日々-」出ました。本屋で立ち読みしたけれど、これもやっぱりヨシタケワールド全開のおもしろさ。あ、ヨシタケさんを特集した「MOE」の4月号を読みましたが、これはファンの皆さん必読ですよ。糸井さんとの対談がスゴい!

 

 出る本。住野よる「君の膵臓をたべたい」(4/27)が文庫になります。ずいぶん話題になりましたが、おもしろいのかなぁ。7月には映画も公開されるんですよね。

 

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【文学賞】第30回 三島由紀夫賞、山本周五郎賞のノミネート作発表!

 発表になりました!まずは三島賞ノミネート、紹介しましょう。

 

 というわけで、ううむ、すべて未読です。まぁ、よくあることだけど。この中では文藝賞の受賞作品「青が破れる」がなんだかおもしろそう。ボクシング小説は好きです。では、続いて山本賞!

 

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【絵本】明日から東京・世田谷美術館で「エリック・カール展」開催!7月2日まで

 

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 1月にこのブログでもお知らせしましたが、世田谷美術館で明日から「エリック・カール展」が開催されます。詳細は前の記事を見てみてください。

 

 紹介される原画や作品は約160点、4つのテーマで綴る第1部の「エリック・カールの世界」はもちろんですが、クレーやマティスなど影響を受けた画家などを紹介した第2部「エリック・カールの物語」も楽しみです。

 

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