また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評・感想、出た本出る本など、本関連の最新ニュースを届けます。

■た行の作家

【書評】遠田潤子「オブリヴィオン」-一人の男の再生の物語。しかし、それは簡単には完結しない

オブリヴィオン posted with ヨメレバ 遠田 潤子 光文社 2017-10-17 Amazon Kindle 楽天ブックス 「本の雑誌」の昨年12月号で北上次郎氏が激賞していたので、これは読まなければと思っていたら、な、なんと「本の雑誌が選ぶ2017年度ベスト10」の第1位に選ば…

【映像化】「みをつくし料理帖」NHKで5月にドラマ化!主演は黒木華

みをつくし料理帖(全10巻)+みをつくし献立帖(1巻) (ハルキ文庫 た 時代小説文庫) posted with ヨメレバ 高田 郁 角川春樹事務所 2014-09 Amazon 楽天ブックス あ、「みお」ではなくて「みを」なんですね。すみません、これは読んでないです。でも、けっこう…

【BOOK NEWS】朝日新聞、来年からの新聞小説がすごい!吉田修一&津村記久子

まず、朝刊の連載小説は吉田修一さんの「国宝」。ベストセラーになったあの「悪人」も朝日の新聞小説だったのでこれは楽しみっ。しかも、このタイトル!なんと歌舞伎界を舞台にした物語だそうです。吉田さんは歌舞伎をずっと見ている人らしい。僕もファンだ…

【書評】津村記久子「エヴリシング・フロウズ」-心も人間関係も漂うように過ぎていく

エヴリシング・フロウズ津村 記久子 文藝春秋 2014-08-27売り上げランキング : 2766Amazonで詳しく見る by G-Tools 津村記久子は本当にいい。タイトル、これ何と訳すのがいいのかなぁ、と思いながら読んでいたら最後の最後に答えがあった。「すべては漂って…

【書評】辻村深月「島はぼくらと」-これは、青春小説にとどまらない深くて大きな物語!

島はぼくらと辻村 深月 五十嵐 大介 講談社 2013-06-05売り上げランキング : 9820Amazonで詳しく見る by G-Tools 最初は青春小説だと思った。表紙もあの五十嵐大介が描いたこんな感じだし。「島はぼくらと」は、確かに青春を描いた小説ではあるのだけどそれ…

【書評】津村記久子「とにかくうちに帰ります」-あるようなないような…ボヤッとしたリアル感がいい

とにかくうちに帰ります津村 記久子 新潮社 2012-02-29売り上げランキング : 74440Amazonで詳しく見る by G-Tools いやぁ、津村記久子っておもしろいなぁ。これは「職場の作法」という大タイトルがついた4つの連作短編と「バリローチェのファン・カルロス・…

【書評】豊崎由美「ニッポンの書評」-トヨザキ社長は書評ブログが嫌い!?

ニッポンの書評 (光文社新書)豊崎 由美 光文社 2011-04-15売り上げランキング : 132251Amazonで詳しく見る by G-Tools 書評家(ブックレビュアー)の書いた書評の本を書評する何てなぁ。しかも、著者はあのトヨザキ社長!僕、この人大好きです。ハッキリ物を…

【書評】俵万智×一青窈「短歌の作り方、教えてください」-一青窈、暴走?万智先生は本当にやさしい!

短歌の作り方、教えてください俵 万智 一青 窈 角川学芸出版 2010-05-22売り上げランキング : 13507おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 俵万智×一青窈の組み合わせは何とも魅力的なので、すぐに手に取った。往復書簡という形での15回の実作レッスン…

【書評】田辺聖子「ジョゼと虎と魚たち」-大人の女のしたたかさを見事に描いた傑作短編集

ジョゼと虎と魚たち (角川文庫)角川書店 1987-01売り上げランキング : 27346おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 申しわけないが、田辺聖子という作家の本を普通に生きてる普通の男が手に取る機会ってそうそうないんじゃないか、そんな気がする。僕…