また、本の話をしてる

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■わ行の作家

【書評】綿矢りさ「オーラの発表会」ー綿矢りさってこんなに進化してたんだ!一人で足りすぎてる海松子というユニークな女性の物語

オーラの発表会 posted with ヨメレバ 綿矢 りさ 集英社 2021年08月26日頃 売り上げランキング : 楽天ブックス Amazon Kindle このタイトル、この表紙、いったいどんな小説なんだろう?と興味津々で読み始めた。綿矢りさは「蹴りたい背中」「ひらいて」「大…

【書評】綿矢りさ「大地のゲーム」-舞台は大地震後のキャンパス…狂喜に似たパワーに希望はあるのか

大地のゲーム posted with ヨメレバ 綿矢りさ 新潮社 2013年07月31日 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 綿矢りさはいったいどこに向かっているのだろう?このブログでも感想を書いた「ひらいて」は、恋愛小説を超えた強く激しい魂の物語だった…

【書評】綿矢りさ「ひらいて」-この過激な疾走はいったいどこに向かうのか?

ひらいて posted with ヨメレバ 綿矢りさ 新潮社 2012年07月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す これは間違いなくあの「蹴りたい背中」を書いた綿矢りさの小説である。2つは確かにつながっている。一方でこれは本当にあの「蹴りたい背中」の作…

【書評】和田竜「のぼうの城」-100万部超の大ヒット作!でも、ちょっともの足りない

のぼうの城(上) posted with ヨメレバ 和田 竜 小学館 2010年10月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す のぼうの城(下) posted with ヨメレバ 和田 竜 小学館 2010年10月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 2007年発売で現在は100…

【書評】綿矢りさ「蹴りたい背中」-そうかこれが19歳の芥川賞か。2人の奇妙で微妙な関係がなんだかいい

蹴りたい背中 posted with ヨメレバ 綿矢りさ 河出書房新社 2007年04月 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す 19歳で芥川賞を取った、綿矢りさの「蹴りたい背中」。なるほど、こういう話なのかぁ。内容をまったく知らなかったので勝手に韓国映画の…

【書評】和田誠「東京見物」-昭和12年と和田誠の「東京見物」対決!

東京見物 posted with ヨメレバ 和田 誠 講談社 2009-12-18 Amazon 楽天ブックス 和田誠さんのイラストは大好き。こういう企画ものは編集者の力が大きいですよね。思わずパチパチの2冊セット。見飽きないよなぁ。 昔のイラストレーターもやるもんだ!もちろ…