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【書評】俵万智×一青窈「短歌の作り方、教えてください」-一青窈、暴走?万智先生は本当にやさしい!

 

 

短歌の作り方、教えてください 短歌の作り方、教えてください
俵 万智 一青 窈

角川学芸出版 2010-05-22
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 俵万智×一青窈の組み合わせは何とも魅力的なので、すぐに手に取っ

た。往復書簡という形での15回の実作レッスンがあり、その間にゲスト

に穂村弘さんを迎えた本郷界隈の吟行と斉藤斎藤氏を迎えた題詠歌会が

入っている。はてさてどうなるのか?興味津々である。

 

 「ハナミズキ」の例を挙げるまでもなく一青窈は優れた作詞家である。

短歌に関してはまったく初心者と言う彼女だが、やはりどんな歌をよむ

のかと期待してしまう。しかし…。歌人の斉藤斎藤さんは彼女の短歌は

「ところどころとぐろを巻いている」と言っている。ま、斉藤氏はほめ

てるのかもしれないが、ちょっと短歌をかじった程度の人間(僕です)

から見ると、とぐろの巻き過ぎっ!って感じだ。では、一青さんの歌、

「野次写メラー 長く伸びるは片手のキリン upupで あきはばらば

ら」。う~む。しかし、こんな歌にも万智先生はやさしい。すごいなぁ。

そして、この後、添削かと思ったら、先生は感想を言うだけで推敲して

別案を出させるのだ。初心者にいきなり推敲っていうのはなかなか難し

いぞ。

 

 でも、ここで一青窈はかなり大胆に歌を変えちゃう。これは俵万智も

スゴい!と驚いている。とはいえ、一青さん、先生の話をちゃんと聞い

てないんじゃないか、って感じもある。そこが一筋縄にはいかないクリ

エイターってことなのか。ま、誰もが「うまい!」っていうような歌を

作るよりは一青窈らしくていいのかもしれないが。定型に苦しみながら

も最後の方ではちょっとクリア出来たような彼女であった…。読んでみ

ると自分も短歌作れそう、とヘンな自信が湧いてくる一冊である。

 

◎「短歌の作り方、教えてください」は2014年1月25日、

 角川ソフィア文庫で文庫化されました。

 

短歌の作り方、教えてください (角川ソフィア文庫)
俵 万智 一青 窈
4044054096

               ◯ ◯

 

2010.7.22 猛暑日、ってあるんだ。昨日は猛暑日、今日も猛暑日?そ

れで気づいたのだが、熱帯夜ってなかなかのネーミングだな。熱帯夜の

上は何かな?いやいやそんなこと考えててホントになっちゃったら困る。

 

 

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