今回は文庫中心の紹介です。出た本、まずは「あのころの、」。窪美澄ファンとしては、彼女の短編が読めるというだけで買わないわけにはいきませんが、これは6人の女性作家による女子高生を主人公にしたアンソロジー。期待度大です。この6人にも名を連ねてる柚木麻子「終点のあの子」も文庫になりました。彼女、未読なのですがすごく気になる作家です。
さてさて、朝井リョウのデビュー作「桐島、部活やめるってよ」も文庫化ですねぇ。今日発売。朝井リョウはいいよぉ。まずは僕の書評を。同じく今日発売の伊藤整「近代日本の文学史」はあの夏葉社から。ここから出る本にはずれはありません!アマゾンには出てないので、まずは、ホームページを見てみてください。※書影出ました。
さて、出る本は一冊。これも書評を書いた宮部みゆきの「おそろし三島屋変調百物語」(4/25)が文庫に。これは絶対のおすすめ。読み終わったら続編「あんじゅう」をどうぞ。書評はこちら。では今回はこのへんで。
あのころの、 (実業之日本社文庫) 窪 美澄 瀧羽 麻子 吉野 万理子 加藤 千恵 彩瀬 まる 柚木 麻子 |
終点のあの子 (文春文庫) 柚木 麻子 |
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫) 朝井 リョウ |
近代日本の文学史 伊藤 整 |
おそろし (角川文庫) 宮部 みゆき |
2012.4.20 東京地方、なんだか天気悪いなぁ。今ひとつ気温が上がらないのもいや。読書、まだまだ金原ひとみ「マザーズ」。
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