今年度の手塚治虫文化賞受賞作が発表になりました。大賞は中国の春秋戦国時代を舞台にした原泰久さんの「キングダム」。ただいま30巻爆走中!完結は70〜80巻を予定してるとか。うむ。噂には聞いていたが僕は読んでない。これから追っかけられるかな…。
その点、新生賞の山本美希さん「Sunny Sunny Ann!」は全1巻だから気軽に読める。文字をあまり使わない「無声マンガ」、独特の描線もなんだかいい。これはちょっと気になる。短編賞は業田良家さん「機械仕掛けの愛」。おっ、この人は知ってるぞ。「自虐の詩」や「空気人形」の人だ。これも何だか読んでみたい。
一次選考の1位は「3月のライオン」、僕が読んでるいがらしみきおの怪作「I【アイ】」が2位、雲田はるこ「昭和元禄落語心中」が4位に入ってる。いやまぁ、それにしてもコミックの世界もおもしろいよな。「手塚治虫文化賞」、これはぜひぜひ続けて欲しいと思うぞ。
◯手塚治虫文化賞の詳細はこちらから。
キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス) 原 泰久 |
Sunny Sunny Ann! (KCデラックス) 山本 美希 |
機械仕掛けの愛 1 (ビッグ コミックス) 業田 良家 |
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