さて、おなじみのこのコーナー、まずは、出た本。「文藝別冊 山田太一」、これはスゴイぞ。木皿泉や田原総一朗とのスペシャル対談や再録だけど倉本聰との対談。宮藤官九郎等による全ドラマ解説に名ゼリフ集などなど。河出書房新社、このところいい仕事してるっ!!で、脚本家つながりの「木皿食堂」。小説家デビューでなんだか盛り上がってる木皿泉、これはエッセイ、インタビュー、シナリオ講座などなど盛りだくさんの内容。読むぞ!ひいきの窪美澄も書いている恋愛アンソロジー「恋の聖地:そこは、最後の恋に出会う場所」、原田マハ、柴門ふみ、三浦しをんなどの豪華メンバー。なんだかこれオトクな1冊では。
出る本!小川洋子「いつも僕らはどこかに」(5/31)、出ます。ディープインパクトの凱旋門賞への旅に帯同する一頭の馬の話など、ビーバーやウサギ、蝸牛など動物をテーマにした小説集。ううむ、これは気になる。最後はまたまた木皿泉。「ハル」(5/31)は、6月8日公開の同名アニメの脚本を自らノベライズしたもの。得意のロボットものです。木皿さんは異形の者を装置として使うのがすごくうまいからなぁ。これも期待!というわけで、今回はこれまで。
◯「文藝別冊 山田太一」の詳細はこちらから。
山田太一 (文藝別冊) |
木皿食堂 木皿 泉 |
恋の聖地 (新潮文庫) 原田マハ 窪美澄 柴門ふみ他 |
いつも彼らはどこかに 小川 洋子 |
ハル (WIT NOVEL) 木皿泉 |
2013.5.28 え〜っと、少しいいことが。読書はまだ村田紗耶香の「しろいろの街の、その骨の体温の」、こ、これ、なんか恐いっっっ!!
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