さて、今日は出る本一本勝負!朝井リョウの直木賞受賞後第一作が出ます。「世界地図の下書き」(7/5)。今日ですね。サイトまであるぞ。集英社、リキ入れてるな。で、これ、「何者」とは趣を変え、児童養護施設に入っている小学生たちの物語です。発売された彼の単行本はすべて読んでますが、これは「星やどりの声」の系譜になるのかな。あの物語も良かった。「何者」しか知らない読者は、あれれ、と思うかもしれないけれど、朝井リョウは小さい子供や学生たちを描いてもうまいです。
これタイトルもいいよね。朝井リョウの小説はいいタイトルが多い。あと、装幀もいいなぁ。絵はスタジオジブリの近藤勝也氏。「魔女の宅急便」などのキャラクターデザイン、「崖の上のポニョ」の作画監督などをつとめた人です。期待っっっ!
世界地図の下書き
朝井 リョウ
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2013.7.4 というわけで、参院選も始まりましたね。おこぼれをもらおうとする人々とおこぼれさえもらえない人々。さて、誰がどこに投票するのか。投票先がない、という人も多い。読書は小川洋子「いつも彼らはどこかに」。
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