さてさて、何だか忙しい今日この頃。気になる本も出る、出る、出る。では、出た本。講談社文庫から3冊。宮部みゆきの話題作「小暮写眞館」上下が発売に。これは当ブログでも紹介しましたが文句なしにおもしろく、なおかつ心を打つ傑作です。未読の方はぜひ!こちらも紹介した上橋菜穂子の「獣の奏者 外伝 刹那」。もちろん「獣の奏者」全4巻を先に読んで欲しいが、これもまた素晴らしい物語。今から読む人は幸せである。最後は亡くなられた黒岩比佐子さんの「パンとペン 社会主義者・堺利彦の「売文社」との闘い」。読売文学賞の評論・伝記賞受賞作。単行本で大いに話題になった一冊だ。文庫で読めるのはうれしい。
さて、出る本。窪美澄の「雨のなまえ」は本日発売。5つの物語を収めた短編集。さてさて、どんな話だろう?窪美澄の物語が読めるのはとにかくうれしい。表紙もいいなぁ。もう一冊、ミヒャエル・ゾーヴァの絵本「ひみつのプクプクハイム村」も今日発売。ドイツを代表するイラストレーターであるゾーヴァが初めて文章も手がけた絵本。これはとても気になる。
◯「小暮写眞館」を含む宮部みゆきんの本のレビューはこちら。
◯上橋菜穂子さん、「獣の奏者」を含むレビューはこちら。
小暮写眞館(上) (講談社文庫) 宮部 みゆき |
小暮写眞館(下) (講談社文庫) 宮部 みゆき |
獣の奏者 外伝 刹那 (講談社文庫) 上橋 菜穂子 |
パンとペン (講談社文庫) 黒岩 比佐子 |
雨のなまえ 窪 美澄 |
ひみつのプクプクハイム村 ミヒャエル・ゾーヴァ |
2013.10.18 台風は大変でしたね。もうひとつやって来るのか?読書は上下2巻の長編、スティーヴン・キングの「11/22/63」。むちゃくちゃおもしろいが、むちゃくちゃ時間がかかりそう。ううううむ。
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