先週はお休みしたこのコーナー。今週はいい本ありますよぉ、2冊だけだけど。出る本、ショーン・タンの「見知らぬ国のスケッチ」(3/12)、文字のない絵本として世界中で高い評価を受けた「アライバル」。このブログでも紹介して、僕も大好きですが、これはそのメイキングブック。この傑作がどうやって生まれたのか、作家自身がアイデアのもとになったスケッチを交えながらいろいろ語ってるらしい。おぉぉぉぉ、これは読みたい。えっ?「アライバル」読んでない?では、ぜひぜひこの本といっしょに。
◯「アライバル」の僕の書評はこちらです。
さてさて、「何者」で直木賞をとった朝井リョウ、いよいよ新作が出ます。「スペードの3」(3/14)。あぁ、装幀がいいな。初めて社会人を主人公に描くというこの物語、ミュージカル女優とそのファンクラブの女性たちの話らしい。実力派朝井リョウの最新作、大期待です。で、下のインタビュー、おもしろいのですが、アイドルのオーディションの話や「何者」のスピンオフの話も企画に上がってるとか、おぉ、それは楽しみだっ!
◯朝井リョウの書評や情報はこちらを。
◯彼のインタビュー記事はこちらです。
見知らぬ国のスケッチ:アライバルの世界 ショーン・タン 小林 美幸 |
スペードの3 朝井 リョウ |
◎その他、今週の出る本、出た本
3/14 林真理子 決意とリボン
3/14 宮部みゆき 新装版 震える岩 霊験お初捕物控 (講談社文庫)
3/14 池井戸潤 ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫 )
2014.3.12 昨日、2時46分は中央線の電車の中。特にアナウンスもなかったので、勝手に黙祷。読書は原田マハ「翔ぶ少女」。
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