「本の雑誌」6月号は創刊40周年ありがとう特大号。そうか、そうか40年か。40年ってことは生まれてないよなぁ(うそ)。で、特集は「本の雑誌が選ぶ40年の400冊」、おぉ!
といっても400ズラッと選んだのではない。まずは編集部が選んだ「40年の40冊」。これ、次号が出るぐらいに(忘れなかったら)このブログで発表するかもしれないけれど、1位だけ言っちゃうと三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖」。意外?あのですねぇ「本の雑誌」はすでに30週年の時にも100号記念の時にもオールタイム・ベストを選んでるんです。だからもう、それとはあまり重ならないようにしようと、そういうことらしい。で、ま、こんな感じです。こんな感じ、ってよくわからんだろうけど。
その他にですね、北上次郎のエンタメ本40冊、円城塔の日本文学の40冊(各年1冊)、坪内祐三のエッセイ40冊…え〜っと、あぁめんどくさくなっちゃった。あと時代物とかSFとかミステリとかの40冊で、全400冊!う〜ん、いろいろあるなぁ。海外ミステリーの1位がローリー・リン・ドラモンド「あなたに不利な証拠として」だったのがすご〜〜〜くうれしい。ローリー…なれなれしくて申し訳ないが、もう次はないんですか?もう書くのやめちゃったんですか?
というわけで、「本の雑誌」6月号。ベストテンばかりじゃなく、巻頭カラーで、椎名誠、目黒考二などの本棚が紹介されてるし、先号からは北村薫のエッセイ、今月からは平松洋子の立ち食いそば巡りも始まった。買って損はない内容ですよ。ぜひぜひぜひ。
◯編集部選40年の40冊はこちらで発表しました。
◯ローリー・リン・ドラモンド「あなたに不利な証拠として」の書評はこちら
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