また、本の話をしてる

おすすめ本の紹介や書評、新刊案内など、本関連の最新ニュースを中心にお届けします。

【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2015.5/5週)

佐藤ジュンコの
ひとり飯な日々
(コーヒーと一冊)

佐藤ジュンコ
4903908623
透明の棋士
(コーヒーと一冊)

北野新太

4903908631
声に出して読みづらいロシア人
(コーヒーと一冊)

松樟太郎

490390864X
七時間半 (ちくま文庫)
獅子 文六
4480432671
さよなら、ニルヴァーナ
窪 美澄
4163902562
長いお別れ
中島 京子
4163902651

 

芸人と俳人
又吉 直樹 堀本 裕樹

4087716120
向田邦子 おしゃれの流儀
(とんぼの本)

向田 和子
4106022591
不愉快な本の続編
(新潮文庫)

絲山 秋子
4101304564

 

 さて、出た本、東京・自由が丘からおもしろい本を出し続けているミシマ社。新シリーズ「コーヒーと一冊」の第一弾3冊が出ましたぁ。一冊を読了する喜びを体感してもらいたい、というコンセプトがいいし、3冊どれもおもしろそう!佐藤ジュンコ「佐藤ジュンコのひとり飯な日々」北野新太「透明の棋士」松樟太郎「声に出して読みづらいロシア人」詳しくは下記ホームページで!

 

 さらに出た本、ちくま文庫から出た獅子文六「七時間半」がとても気になる。東京ー大阪が七時間半かかっていた時代の話。特急「ちどり」を舞台にした隠れた名作。いやいや、これは読みたいぞ。

 

 出る本、なんといっても一番は窪美澄の超話題作「さよなら、ニルヴァーナ」(5/28)。95年に起きた神戸幼児殺害事件の「少年A」を題材にした物語。「少年犯罪の加害者、被害者遺族、加害者を崇拝した少女、その運命の環の外にたつ女性作家。「少年A」は彼らに何をもたらしたのか」、これはすぐ読まねば!

 

 認知症の父親と一家をめぐる物語、直木賞作家である中島京子の「長いお別れ」(5/27)。ピース又吉が気鋭の俳人堀本裕樹に弟子入り、実作や描き下ろしのエッセイなどを収録した「芸人と俳人」(5/26)どちらも気になる。

 

 さらにとんぼの本から出る向田和子編「向田邦子 おしゃれの流儀」(5/29)、向田さんはいろんな面でおしゃれな人だったなぁ。これも読みたい。そして、絲山秋子「不愉快な本の続編」(5/28)が文庫に。当ブログでも紹介しました。おもしろいぞ。というわけで、読みたい本が続々出ちゃうなぁ…。どうなることやら。

 

◯「コーヒーと一冊」のホームページはこちら

 

◯絲山秋子「不愉快な本の続編」の書評はこちら

  

2015.5.25 地震、こちらは震度4かぁ。怖かったなぁ。それにしてもヘンに暑くて体調崩しそう。読書は澤田瞳子「若冲」!

 

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