去年の夏、ぼくが学んだこと 片岡 義男 |
オールド・テロリスト 村上 龍 |
つるとはな第2号 つるとはな編集部 |
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫) 原田 マハ |
何者 (新潮文庫) 朝井 リョウ |
るきさん(新装版) (単行本) 高野 文子 |
おともだち (新装版) (単行本) 高野 文子 |
さてさて、出る本。ドドドッと行きます。片岡義男「去年の夏、ぼくが学んだこと」(6/25)、70年代の昭和の青春を描いた一冊。神保町、下北沢が舞台。読みたいっ!このごろちょっと日和っちゃったかと勝手に思ってる村上龍「オールド・テロリスト」(6/26)。近未来の東京を舞台に老人たちがテロを仕掛ける、というストーリーはちょっと興味をひくが…。期待に応えてくれっ。雑誌ですが1号が好評だった「つるとはな」の2号(6/26)も出ますよ。人生の先輩にいろいろ聞く、というコンセプトがいい。買おう!
さて、ここでも書評を書いた2冊が文庫に。原田マハ「ジヴェルニーの食卓」は直木賞候補にもなった短編集。印象派とその周辺にいた画家を身近にいた女性たちの視点で描いた傑作だ。近作「モダン」もそうだが、原田マハのアート小説は素晴らしい。そして、直木賞を取った青春小説の傑作、朝井リョウの「何者」も文庫に。就活生を主人公にした心を鷲掴みにさせるような物語です。これはぜひぜひ!!あ、ちょっと残念なのは表紙が100倍ぐらい単行本のほうがいい。ううむ。
と、ここまでの予定でしたが、高野文子の名作「るきさん」と「おともだち」の新装版が出るようです(6/25)。おぉ、いいなぁ。この2冊、どちらも大好き。というわけで、今回はここまで。
◯「つるとはな」最新号の内容はホームページから
◯原田マハ「ジヴェルニーの食卓」の書評はこちら
◯朝井リョウ「何者」の書評はこちら
2015.6.22 なでしこ、間が開いちゃったなぁ。オランダに勝った後は、ブラジルかと思っていたらなんとオーストラリア。さて、どうなる。読書は椎名誠「孫物語」。
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