ではでは早速1位から!!!!
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ベスト1は意外とすんなり決まりました。ダメダメな小説家が突然妻を亡くして、それでもダメダメなのだけれどある出会いを通して変わっていく、という物語。出会いで変わる、といってもパターン化された変化ではありません。「ゆれる」「ディア・ドクター」など監督としても素晴らしい西川美和の傑作、この小説に直木賞やらないのはバカです。
ミロコマチコは去年に続いてのランクイン。彼女の過剰なはみ出し具合がたまらない。大好き!ニューヨーク近代美術館を舞台にした短編集、原田マハ「モダン」もすごくよかった。キュレーターだった彼女の経験がしっかりと生きた1冊。アートへの愛に溢れた作品です。小池真理子の短編集もいいなぁ。せつなすぎるけれど。
トーベン・クールマン、ヨシタケシンスケとまったく違うタイプの絵本が2冊。「リンドバーグ」は何度も何度も見たくなる1冊。「りゆうがあります」は何度も何度も見てると頭がおかしくなっちゃう1冊。そして、北村薫が久々に書いた「私シリーズ」の最新作「太宰治の辞書」、小川洋子ワールド全開の「琥珀のまたたき」も忘れられない物語。9位と10位には珍しくエッセイを入れてみました。どちらも本当におもしろかった。
というわけで、マイベストな10冊。どれを読んでもおもしろいのでお正月休みにでもぜひぜひ!クリックすれば僕の書評にとびます。
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今年の新刊ではないけれど今年読んだ本でおもしろかった上位5冊は以下の通り。ま、この5冊はどれも最強!上のランキングに入れたらドドッと順位が変わりますよ、たぶん。
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