ヨシタケシンスケ スケッチ集 デリカシー体操 ヨシタケ シンスケ |
二週間の休暇〈新装版〉 フジモト マサル |
拳の先 角田 光代 |
我々の恋愛 いとう せいこう |
まともな家の子供はいない 津村 記久子 |
さてさて出た本。大好きなヨシタケシンスケのスケッチ集「デリカシー体操」出ました。駆け出しの頃に自主制作した幻のイスラス作品集の復刊だって。し、しかし、このタイトルは…。さらに復刊。昨年亡くなられたフジモトマサルさんの絵本のような長編漫画「二週間の休暇」、新装版が出ました。フジモトさんの絵も大好き。「ほぼ日」でやっていたなぞなぞもおもしろかった。これ、もう買っちゃった。
さて、出た小説。絶好調!角田光代のボクシング小説「拳の先」は、以前に出た「空の拳」の登場人物たちの新たな物語。これは本当に楽しみ!角田さんは自らもボクシングやってるからその描写は繊細で力強い。いとうせいこう「我々の恋愛」も気になる小説。世界の恋愛学者が選んだ「20世紀最高の恋愛」グランプリに選ばれたのは、日本のありふれた男女の不器用で奇妙な恋愛だった、ううむ、おもしろそう!
文庫化を1冊、津村記久子「まともな家の子供はいない」。津村さんはいつもアプローチがおもしろい。これは中3生のひと夏の物語。気になるっ!!
◯角田光代「空の拳」の書評はこちら
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでまとめて
2016.3.13 まだ何だか落ち着かない。雨の日が多いのもちょっとイヤだなぁ。読書はピエール・ルメートル「その女アレックス」。
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