月日の残像 (新潮文庫) 山田 太一 |
銀座のカラス 上 (小学館文庫) 椎名 誠 |
銀座のカラス 下 (小学館文庫) 椎名 誠 |
さて、出た本。今回は文庫化ばかりですが、山田太一が小林秀雄賞を受賞したエッセイ集「月日の残像」が文庫に。浅草での幼い日々、寺山修司との出会い、撮影所での思い出などなど、シナリオはもちろんエッセイもしっかりと読ませる山田太一の傑作。これは読みたい!
出る本、椎名誠の自伝的「青春三部作」の三作目で朝日新聞に連載された長編小説「銀座のカラス」上下(6/7)が小学館文庫で復刊。これは新潮文庫に入ってたけれど、絶版になってたのかな?業界新聞社時代の自らの体験を綴ったこの小説、とにかくおもしろいし、迷い多き若者には大きな力になるはずなので復刊されてよかったです。未読の人はぜひ!!
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでまとめて
2016.6.6 え〜っと関東も梅雨入りしたのかな…。どんよりの曇り空に気分もどんより。読書は村上春樹「ラオスにいったい何があるというんですか?」を今ごろ。
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