さて、7月になりましたね。暑い…。出た本。「村上春樹とイラストレーター-佐々木マキ、大橋歩、和田誠、安西水丸-」出ました。これは8月までちひろ美術館・東京でやっている同名の展覧会の内容をベースにしたもの。春樹ファンはちょっとうれしいかも。あのナナロク社から出ています。
出る本。群像新人文学賞受賞、芥川賞の候補にもなっている崔実(チェ・シル)の「ジニのパズル」(7/6)出ます。かなりの話題作。これは読みたい。随分前にこのブログでも紹介した小林信彦「おかしな男渥美清」(7/6)がちくま文庫に。前は新潮文庫に入ってましたが。これは若い時から親交があった著者ならではの渥美清の人物伝。傑作です。ぜひ!
もう1冊はヒットメーカー池井戸潤の最新作「陸王」(7/8)。老舗の足袋業者がランニングシューズに挑む、という内容だけで盛り上がっちゃう。池井戸流の対立の構造でどれだけ盛り上がるか。楽しみ!
◯「村上春樹とイラストレーター」展のサイトはこちら
◯「ジニのパズル」崔実(チェ・シル)さんの受賞の言葉
◯小林信彦「おかしな男 渥美清」の書評はこちら
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでまとめて
2016.7.4 ううむ、参議院選挙どうなんでしょうね…。とにかく、ま、ヘンなことにならないようがんばるだけ。読書は宮部みゆき「希望荘」。
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