また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!(2016.09/5週)

   さて、出た本。「一瞬の風になれ」の佐藤多佳子さんの新作が出ました!「明るい夜に出かけて」。若者ことばの宝庫、として朝日新聞の天声人語でも紹介されていました。佐藤さんは長い間、新作がなかったのですが「シロガラス」という児童書の長いシリーズが一昨年から始まって、今回は久々の青春小説!期待が高まります。深夜ラジオのリスナーであることが唯一のアイデンティティという若者の物語。主人公のバイト先はコンビニ!読みたいぞ。

 

 

 恩田陸の「蜜蜂と遠雷」も気になる一冊。新聞に大きな広告が出てました。ピアノコンクールを題材に優勝をめざす多くの若者が登場する青春群像小説。ううむ、これも読みたい。

 

 出る本は4冊。村上春樹「職業としての小説家」(9/28)が文庫化されます。これはすご〜くおもしろかったのでおすすめ。前のブログに書評を書いたので読んでみてください。

 

 

 単行本が3冊。まずは原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」(9/30)。何度も言ってますが原田さんのアート系の小説が大好きです。これは実話をもとに描かれた存続の危機に陥った美術館の話。10月から東京で「デトロイト美術館展」が始まるのですが、それとシンクロしているようです。これは楽しみ!!

 

 そして、綿矢りさ「手のひらの京」(9/30)。京都を舞台にそれぞれ性格の違う三姉妹の日々をえがいた物語。綿矢版「細雪」なんて紹介も。ううむこれも読みたい。

 

 最後は、北村薫、待望のミステリー短編集「遠い唇」(9/30)。「冬のオペラ」の巫弓彦・姫宮あゆみコンビも出てくるようです。全7篇。これ表紙もいいなぁ。

 

 

 ううむ、今週は読みたい本ばかりで困っちゃう。それにしてもアマゾン等の表紙のアップが遅いのはなぜでしょう?早くアップして欲しいぞ!

 

 2016.9.26 昨日今日と久々に晴れ間が出たけど、週の後半はまた崩れるらしい。やれやれ。読書は話題の「〆切本」。

 

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