また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!(2016.11/2週)

 さて、出る本。「谷崎万華鏡 谷崎潤一郎マンガアンソロジー」(11/8)出ます。谷崎の歿後50周年、生誕130周年を記念して中央公論新社がネットで展開していた企画をまとめたもの。今日マチ子の「痴人の愛」、高野文子の「陰翳礼讃」、しりあがり寿の「瘋癲老人日記」×「老人と海」REMIXなどなど話題作がたくさん!これは読みたいぞ。冒頭部分は下で読めます。

 

谷崎潤一郎メモリアルイヤー|特設ページ|中央公論新社

 

 もうひとつコミック。谷口ジローの「ヴェネツィア」(11/9)は、ルイ・ヴィトンの「トラベルブック」の一冊として発売されたものを日本語版として刊行。谷口さんがヴェニスを描くというだけで興奮しちゃいます。ぜひぜひ読みたいけど…高いっっ。

 

 文庫化が2つ。いつも気になるジェフリー・ディーヴァーの「シャドウ・ストーカー」(11/10)が上下2冊で文庫になります。キャサリン・ダンスシリーズの3冊目。ストーカーに悩まされる人気女性歌手が主人公。これは読みましたがディーヴァーのならではのどんでん返しがすごいです。ぜひ!僕の書評は下で。

 


 原田マハの「太陽の棘」(11/10)も文庫になります。これも読みましたが、戦後沖縄に出来た美術村を舞台にした画家たちと米軍兵士との交流の物語。実話をもとにしていて、これは読ませます。原田さんのアート小説はどれもおもしろい!!

 

 

 

 最後は片岡義男の新刊「万年筆インク紙」(11/11)、おっ晶文社から。片岡義男が道具から「書く」という仕事の根幹について考えた刺激的な描き下ろしエッセイ、とアマゾンの内容紹介にあります。これ、気になるなぁ。片岡さんの様々な道具の紹介は昔よく読みました。ううむ、これは読もう!あっ、表紙がいい。

 

◯今までの「出る本、出た本」はこちらから。


2016.11.7 え〜っとまだコンペの追い込みでバタバタと。読書は恩田陸の「蜜蜂と遠雷」。

 

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