注目作がドドドッと出る今週。出る本6冊、いきますっ!まず最初は2冊まとめて猫本。「吾輩も猫である」(11/28)は新潮文庫から出る猫アンソロジー。漱石没後100年&生誕150年記念出版で8人の猫好き作家が漱石の「猫」に挑むという趣向だ。恩田陸、原田マハ、村山由佳、山内マリコあたりを読みたい。キノブックから出る「猫なんて!」(11/29)は猫にまつわるエッセイやマンガを集めた47編のアンソロジー。こちらも角田光代、片岡義男、村上春樹、大島弓子、中島らもなどなど豪華メンバー!ううむ、どちらも気になるぞっ。
新書本を一冊。原田マハ「モネのあしあとー私の印象派鑑賞術」(11/30)。キュレーターでもあった原田さんが書くモネを中心とした印象派本。これは迷うことなく買います。
そして、直木賞作家・西加奈子さんの新作、出ます!「i(アイ)」(11/30)。帯のお二人の言葉が気になります。又吉直樹「残酷な現実に対抗する力を、この優しくて強靭な物語が与えてくれました。」、中村文則「読み終わった後も、ずっと感動に浸っていました。なんてすごいんだろう。この小説は、この世界に絶対に存在しなればならない」、ううむ。どんな話なのだろう。読みたいっっっ。
さらに「ぴあ」から出る「やのぴあ」(11/30)も気になる、気になる。矢野顕子40周年記念ブックだって。清水ミチコによる矢野さんのインタビューや細野晴臣、糸井重里へのインタビューなどなどなどなど盛りだくさんの内容。表紙は浦沢直樹。「ぴあ」なら及川さんでしょう、って思いはありますが…。ファンなら必携ですよね、これ。詳しい内容は下から。
最後はあのミロコマチコさん初のイラストエッセイ&マンガ「ねこまみれ帳」(12/3)、出ます。あっ、これも猫本だぁ。ブームだからなぁ。って、まぁ彼女の場合、一緒にしてはいけません。どんな感じかなぁ。はやく読みたいぞっ(大ファン!)。
◯これまでの「出る本、出た本」はこちら。
2016.11.28 ううむ、もう12月になっちゃうなぁ。さてさて、いろいろ忙しい。読書は朝井リョウ「何様」。
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