さてさて、話題のアルバムがいよいよ明日発売です。直木賞と本屋大賞を受賞した恩田陸の傑作音楽小説「蜜蜂と遠雷」、舞台となるピアノコンクールで演奏されるクラシックの名曲の中から物語の核となる19曲をセレクトしたのがこのアルバム。幻冬舎のホームページから収録楽曲を紹介しますね。
【収録楽曲】(“/”以下は小説内の登場人物)
●DISC1(第1次予選~第3次予選 演奏曲)
ショパン:バラード第2番/高島明石(第1次)
リスト:メフィスト・ワルツ第1番/マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第1次)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番/風間塵(第1次)
バラキレフ:イスラメイ/風間塵(第1次)
ベートーヴェン:ソナタ第26番「告別」第1楽章/栄伝亜夜(第1次)
ショパン:練習曲 Op.10-5 「黒鍵」/高島明石(第2次)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」より Op. 39-6
/マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第2次)
リスト:「2つの伝説」より 「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」
/風間塵(第2次)
ラヴェル:ソナチネ 第1楽章/栄伝亜夜(第2次)
バルトーク:ピアノ・ソナタ 第1楽章/マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第3次)
サティ:ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい)/風間塵(第3次)
メンデルスゾーン:無言歌集 第5巻「春の歌」/風間塵(第3次)
ドビュッシー:喜びの島/栄伝亜夜(第3次)
●DISC2(ファイナル 演奏曲)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 Op. 30 第1楽章/キム・スジョン
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 Op. 11 第2楽章/フレデリック・ドゥミ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 Op. 26 第1楽章
/マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 Op. 18 第2楽章/チョ・ハンサン
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 BB 127/Sz. 119 第1楽章/風間塵
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 Op. 16 第4楽章/栄伝亜夜
【演奏者】
ピアノ: ボリス・ギルトブルグ、ベルント・グレムザー、エルダー・ネボルシン、クンウー・パイク ほか
管弦楽: ポーランド国立放送交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 ほか
指揮: アントニ・ヴィト ほか
小説を読んだ人にとってこれは本当にうれしい企画ですよね。2枚組CDで2000円(税込2160円)なのもグッドです。恩田さんの書き下ろしエッセイも気になるなぁ。いずれにしてもこれ買ったら小説も読み直したくなりますよね。
◯くわしくはこちらから
◯僕の「蜜蜂と遠雷」の書評はこちら
【書評ランキングに参加中】
ランキングに参加中。押していただけるとうれしいです。