出た本。新書で2冊、気になる本が。1冊目は平凡社新書から出た「永六輔-時代を旅した言葉の職人」、著者の隈元信一さんは新聞記者として永さんの最も身近にいた人物。これは読みたいぞ。
もう1冊は朝日新書から出た中村右介「阿久悠と松本隆」、紹介文に阿久悠の「熱」と松本隆の「風」と書いてあって納得。昭和後期の歌謡界にとって2人の存在はとんでもなく大きかった。これも読んでみたい。
そういえば「ほぼ日」で「いきものがかり」の水野良樹さんが糸井さんと話した「阿久悠さんのこと。」がなかなかおもしろかったです。ここでも松本隆との比較が語られています。興味ある人はぜひ!
出た本もう1冊は文庫化。小池真理子「千日のマリア」が文庫になりました。時の流れの中で様々な思いを胸に生きていく人々の物語。8編からなる短篇集で僕も読みましたが、小池真理子は本当に巧い!書評はこちらです。
◯これまでの「出る本、出た本」はこちら
2017.11.20 旧ブログをこのブログと一緒にしたのでいろいろと混乱。リンクを直したりちょっと面倒です。読書は角田光代訳「源氏物語 上」。
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