さてさて、今年はもう新刊もないかな、と思っていたのですが、出た本が2冊。まずはいとうせいこう他の「日本語ラップ・インタビューズ」。7人のラッパーへのインタビュー集。日本語と言葉、が気になる人にとっては必読ではないかなぁ。いとうせいこうさんのこんな言葉、
「日本語でラップをやることは、自転車に乗ることと似てると思ってる。
自転車って、乗れるようになった後は、乗れなかったことを忘れちゃうでしょ?」
あぁ、なるほどね。なんかちょっと分かる気がする。これは読んでみたいぞ。
もう1冊は同名の雑誌を出してる「つるとはな」から出た伊丹十三の「ぼくの伯父さん」。伊丹さんの単行本未収録エッセイ集。ふ〜む、けっこうたくさん未収録があったんだ。伊丹さんのエッセイは知的でオリジナルで本当におもしろいですよ。本人のイラストもいっぱい収録されています。イラストも好き!!いいよなぁ。
というわけで、今年の「出る本、出た本」はこれで終わり。来年もおもしろい本がたくさん出るといいなぁ。ブログ自体はもう少し更新があります。ではでは!
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2017.12.24 仕事は一区切りついたので、これからは大掃除などなどなど。いろいろと忙しい。読書はフランシス・ハーディング「嘘の木」。
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