さて、昨年12月に発表された「本の雑誌」の年間ベスト、ホームページでも発表はないので、ブログでの掲載を控えていましたが、年も明けたし、もういいかしらん。ではではでは!
1遠田潤子「オブリヴィオン」
2紀田順一郎「蔵書一代」
3アンドリュー・キーン「インターネットは自由を奪う」
4松浦理英子「最愛の子ども」
5寄藤文平、木村俊介「デザインの仕事」
6横田増生「ユニクロ潜入一年」
7橘春香「銀杏堂」
8中川右介「江戸川乱歩と横溝正史」
9滝口悠生「茄子の輝き」
10 エーネ・リール「樹脂」
ノンフィクション、多いですね。これ、残念ながら全部読んでないです。まぁ、「本の雑誌」の場合はよくあることだけど…。で、座談会を読むとですねぇ、やっぱり1位の「オブリヴィオン」は気になるなぁ。文庫化されている彼女の作品「雪の鉄樹」も読みたくなりました(買った!)。あとは3位の「インターネットは自由を奪う」!「IT系の新興企業がどれだけ好き放題やっていて、タダでいろんなものが奪われているのかといった問題」を扱ってる本のようです。そうだよなぁ、本当にそうだよなぁ。読みたい!
「本の雑誌」1月号には、さらに作家や評論家、翻訳者などのベスト3、そして、北上次郎氏をはじめとする本誌の各分野執筆者による分野別ベスト10も掲載されているのですが、しっかり読んじゃうとあれもこれもと読みたい本だらけになっちゃうのでいい加減に読み飛ばしています。それでも、気になったのが石川美南さん推薦のリチャード・マグワイア「HERE」と北上さんが陰のベスト1候補に選んだ江國香織「なかなか暮れない夏の夕暮れ」の2冊。うううう〜ん、これもまた読みたいなぁ。
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