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【BOOK NEWS】朝日新聞連載の吉田修一「国宝」、本日最終回!ラストがすごい。単行本は9月7日発売

 終わりました、全500回。生まれて初めて新聞小説を最初から最後まで読みました。吉田修一の小説が好きだったこと、歌舞伎の話だったことが大きな理由なのですが、文体にしてもテーマにしての吉田さんの新たな挑戦という感じだったので、最後まで読めたのではないかなぁ、と思っています。

 

 新聞小説は宮部みゆきのものなど何度か読もうとして挫折してるのだけど、一因としては単行本化までにかなり加筆されるので、またそれを読まなくちゃならない。それなら完成形を読みたい、って思うのです。今回もそれはあったけれど、なぜか止められなかったなぁ。

 

 「国宝」は、長崎の極道の家に生まれた主人公が歌舞伎の人間国宝にまで上り詰める紆余曲折、波乱万丈の生涯を「〜でございます」など独特の文体で描いた長い長い物語です。

 

  それにしてもこのラスト!昔、コクーン歌舞伎「夏祭浪花鑑」で今は亡き勘三郎と橋之助(現・芝翫)の立ち回りで、後方のドアを開け放ち、渋谷の街を舞台の借景にしたときと同じような大きな衝撃を受けました。これはすごいなぁ。

 

 「国宝」は、吉田修一の作家生活20周年記念、朝日新聞出版10周年記念小説として9月7日に発売予定。上下2巻になるんじゃないかな。これはもう、再読するしかないよなぁ。

 

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