また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.8/5週)

 さてさて、出る本。最初は先日ちょっとお知らせした、村田沙耶香の芥川賞受賞第1作「地球星人」(8/31)。装幀がなんだかなぁ、というのはありますが、掲載誌ですでに読んだ人の物語への評価は高いです。先日の朝日のインタビューによると、これは「消滅世界」に連なる話らしい。それなら、さらに期待できそう。読むぞ!!

 

◯朝日のインタビューはこちら

※途中で有料になりますが無料分だけでも読む価値あり

◯「消滅世界」の僕の書評はこちら。これもぜひ読んでみてください!

 

 

 「その女アレックス」などでミステリー賞を独占したピエール・ルメートルの久々の新作が登場!「監禁面接」(8/30)。な、なんだかスゴいタイトルだけど、内容はさらにスゴそう。アマゾンの紹介文、長いけれど引用してみますね。

 

リストラで職を追われたアラン、失業4年目。再就職のエントリーをくりかえすも年齢がネックとなり、今は倉庫でのバイトで糊口をしのいでいた。だが遂に朗報が届いた。一流企業の最終試験に残ったというのだ。だが最終試験の内容は異様なものだった。

〈就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ〉

重役たちの危機管理能力と、採用候補者の力量の双方を同時に査定するというのだ。アランは企業人としての経験と、同じく人生どんづまりの仲間たちも総動員し、就職先企業の徹底調査を開始した。そしてその日がやってきた。テロリストを演じる役者たちと他の就職希望者とともに、アランは重役室を襲撃する!

だが、ここまでで物語はまだ3分の1。「そのまえ」「そのとき」「そのあと」の三部構成を操って名手はアランと読者を翻弄する。残酷描写を封印、ルメートルが知的たくらみと皮肉なブラック・ユーモアを満載して送るノンストップ再就職サスペンス!

 

 ノンストップ再就職サスペンス、って…。いずれにしてもルメートルの物語にハズレはない。これも読みたいぞ。

 

  ちょっと気になるのが彼女の小説が原作の映画「寝ても覚めても」が9月1日に公開になる柴崎友香の新刊「つかのまのこと」(8/31)。アマゾンの紹介はこちら。

 

芥川賞作家の挑戦作! 俳優・東出昌大を主人公に描いた“新しい純文学”

作家・柴崎友香が俳優・東出昌大をイメージし純文学小説を執筆。
さらに、<物語>に合わせ写真家・市橋織江がその世界観を撮り下ろし。

作家、俳優、写真家。各界で第一線を走るクリエイター3者が集結し、<一冊>を作り上げた、“新しい純文学”。

 

 「寝ても覚めても」の主演が東出昌大なのでリンクしてることは間違いないのでしょうが、写真家もコラボしていて何だかちょっとおもしろそう。とりあえず本屋で見てみよう。

  もう1冊は俵万智「牧水の恋」(8/29)。そうか、若山牧水の恋の相手は人妻だったのか。あの名歌の背景を俵万智が探る評伝文学。表紙もなんだかいいなぁ。

 

2018.8.26 とんでもない暑さがまたまたやって来て、頭が少しおかしくなる。え〜っ!明日も続くの?読書は遠田潤子「雪の鉄樹」がもうすぐ終わりそう。

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