さてさて、出る本。今週は文庫化2冊です。1冊目は小川洋子の「琥珀のまたたき」(12/14)。母親によって別荘に閉じ込められた子供たちの話。小川洋子ワールド全開の物語です。こういう世界が好きな人はぜひ!まずは僕の書評を読んでみてください。
文庫化もう1冊は「100万分の1回のねこ」(12/14)。佐野洋子の名作絵本「100万回生きたねこ」に捧げる13人の作家によるトリビュート短篇集。なかなかすごいメンバーです。アマゾンからその内容を。
江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
岩瀬成子「竹」
くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
井上荒野「ある古本屋の妻の話」
角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
町田康「百万円もらった男」
今江祥智「三月十三日の夜」
唯野未歩子「あにいもうと」
山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
綿矢りさ「黒ねこ」
川上弘美「幕間」
広瀬弦「博士とねこ」
谷川俊太郎「虎白カップル譚」
う〜ん、これは気になる。各々のタイトルだけで、興味が湧いてきます。単行本で買えなかったからこれはぜひ!
2018.12.10 急に真冬の東京。鼻水が止まらないっ!読書は宮部みゆき「昨日がなければ明日もない」。
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