あ~びっくりした。「本の雑誌」恒例のベスト10、1位はなぁ~んと窪美澄の「ふがいない僕は空を見た」。僕も「ベストかも」って書いたのでちょっとうれしいけど、ま、普通これは来ないでしょ。本の雑誌ベストテンの特殊さやいいかげんさは皆さんもご存知でしょうが(あの選考会談がどれだけ本当なのかもわからんし)、いいかげんながらけっこう鋭いってのがミソ。というわけで、窪美澄さん、よかった!よかった。次回作、期待しておりますよぉ。
1 ふがいない僕は空を見た
窪 美澄
2 ハンターズ・ラン
G・R・R・マーティン他
3 ヤノマミ
国分 拓
4 卵をめぐる祖父の戦争
デイヴィッド・ベニオフ
5 俺俺
星野 智幸
6 内田裕也 俺は最低な奴さ
内田 裕也
7 ミミズの話
エイミィ・ステュワート
8 at Home
本多 孝好
9 お父やんとオジさん
伊集院 静
10 あんこの本 何度でも食べたい
姜 尚美
くわしくはぜひぜひ「本の雑誌」2011年1月号をご覧ください。
2010.12.11 そういえば絲山秋子が独断と偏見で決定する「絲山賞」も決まりました。ふ~む、木下古栗かぁ。知らん。しかし、この評を読むと激しく読んでみたくなった。
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