はいはいはい、またこのコーナーがやってまいりました。では、まずは出た本、というか出た雑誌。「Number」のアジア杯特集、これは重版されました。オシムの全6試合分析もあるしもう買うしかないでしょ。さらに、今日発売の「BRUTUS」桑田佳祐特集。アルバムも出るしね。もちろんこれも買いますよっ。
本の方はすでに単行本を紹介したカズオ・イシグロの「夜想曲集」が文庫になりました。じっくり読ませる小説らしい小説です。
出る本の方ですが、2月下旬はすごいんです。絲山秋子、小川洋子、宮部みゆきの新作が出ます。一気に紹介したいのだけど、書影が出てなかったり、小川さんのはアマゾンにまだ掲載もないので、とりあえず絲山さんの本だけを。「末裔」(2/16)、妻を亡くした悲しみから立ち直れない58歳の地方公務員の話です。絲山秋子は現代文学で非常に大切な作家だと僕は思ってるので、これは読むし、皆さんにも読んで欲しいです。
小川洋子「人質の朗読会」(2/25)、宮部みゆきの「ばんば憑き」(3/1)は項を改めて。あ、それからここで紹介した「昔日の客」の夏葉社さんからもうれしいニュースが。これもまた今度。ではではでは。
SPORTS GRAPHIC NUMBER2011 年 |
BRUTUS (ブルータス) 2011年 3/1号 [雑誌]
夜想曲集 (ハヤカワepi文庫) カズオ イシグロ 土屋 政雄 |
末裔 絲山 秋子 |
2011.2.15 いやいやいやぁ、昨日の雪はすごかったですねぇ。今日、晴れたからよかったけど。あ、そうだ、小説「いちばんここに似合う人」のマルチアーティスト、ミランダ・ジュライの監督作「君とボクの虹色の世界」が17日の深夜NHKのBS2で放映されます。興味がある人はぜひ。紹介はこちら。
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