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【エッセイ/感想】糸井重里「ブイヨンの日々。」-これを読んだらさらにさらに犬を飼いたくなってしまう

 「ブイヨンの気持ち。」に続く糸井重里の愛犬シリーズ第二弾が出た。主人公のブイヨンは7歳になるジャックラッセルテリア(女の子)。これは愛犬との日々を見事に切り取った写真と糸井さんの短くも愛情たっぷりのコメントで綴ったフォトエッセイだ。

 

 5歳の時だった前作から2年。「もう7歳ですから、最近は落ち着きがでてきて」「頑固にもなってきましたしね」と語るのは「人間のおかあさん」こと樋口可南子さん。今回のトピックはこの樋口さんの聞き書きが6本も入ってること。その話がなかなかおもしろく、犬を飼ってるものとしてはいちいちうなずくものばかり。「自宅をこんなに公開して、なんで平気なんだろうって、ときどき不思議に思うんです」、という率直な発言も。自宅も京都にある家もドンドン出てきちゃうのは普通ではちょっと考えられない。それもまぁ、「ブイヨンがいるから」ってことです。

 

 もちろんメインのブイヨンフォトにも磨きがかかり?好ショット続出。前回からの定番、ブイヨン×重里のお昼寝写真や話題の梱包芸術もお見逃しなく!「ブイヨンの気持ち。」同様の感想ですが、とにもかくにもこれを見れば犬を飼いたくなっちゃうこと間違いなし。飼っている人はもっともっと可愛いがりたくなること間違いなしの一冊だ。

 

「ブイヨンの気持ち。」の書評はこちら

  

2011.5.18 あ~夕べの山本周五郎賞の発表はドキドキしたぁ。ニコニコ動画でしっかり見てました。今日の朝日、発表の記事が小さいので不満。窪さんは「ひと」欄で紹介されてたから良かったけど。

 

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