さて、芥川賞、直木賞も決まりましたね。では、まず出た本。あさのあつこの時代小説は「火群のごとく」がスゴく良かったのですが、新作の「花宴」も期待できそう。それにしてもこの装幀は…。
前にニュースとして紹介した小野不由美９年ぶりの書き下し長編「残穢（ざんえ）」は本日発売。小野ホラーはずっしり怖い。後々まで尾を引くのです。戦慄の500枚！これは新潮社。同じく今日、メディアファクトリーから小野さんの「鬼談百景」が発売。この２冊リンクしてるそうだ。楽しみ！表紙が可愛くてうれしい（うれしいのか？）小川洋子の「とにかく散歩いたしましょう」（７／２１）はエッセイ集。そういえば彼女のエッセイを僕は読んだことがない。
そして、そして、あの夏葉社からまた新刊。上林暁傑作随筆集「故郷の本箱」（７／２３～）！！！！わ～おっ！小説集「星を撒いた街」で上林暁の再ブームを作り出した夏葉社。今度は随筆だぁ。上林の随筆は小説のような味わいなのです。ぜひ！それにしてもこの本。装幀がいいなぁ。小説集と並べて置きたい。電子書籍なんてフン！って感じです。小説集の書評はこちら。読んでない方は小説もどうぞ。くわしくは夏葉社ホームページで。
| 花宴 あさのあつこ   |
残穢 小野 不由美  |
鬼談百景 (幽BOOKS) 小野不由美  |
とにかく散歩いたしましょう
小川 洋子 
2012.7.20 東京、昨日の猛暑日から一転、マイナス10℃ぐらいの肌寒い日。やれやれ。読書は「岡崎京子の仕事集」を精読中。
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