さて、出た本。「とにかく家に帰ります」が好評で、僕も大変おもしろく読んだ津村記久子の新刊が出ていた。「ウエストウイング」。津村さんは独自の視点で人間を描くからなぁ。これもぜひ読みたいぞ。横尾香央留さんの「お直し とか」も気になる1冊。お直し、って、わかりますよね。服なんかのほころびや破れを上手に直すことなんですが、横尾さんのお直しは可愛くてキュート。しかも、目立っちゃう。これはねぇ、必見、必読です。連載中の「ほぼ日」の記事はこちらから。
えっと、出る本というか、今日出たばかりのパワフルな2冊!まずはウワサの朝井リョウの新刊「何者」。僕の中で彼の評価は1冊ごとに高まっている気がします。この小説は就活大学生の話。読むぞ、読むぞ。「マザーズ」がすごかった金原ひとみ「マリアージュ・マリアージュ」も本日発売。結婚のあとさきを描く6つの小説を集めた短編集。あぁ、表紙がいいなぁこれ。
そして、明日発売の「BRUTUS」。「文芸ブルータス」と銘打ってなんだかワクワクの特集。っていうか、「BRUTUS」が文芸誌になっちゃうんだそうだ。「新潮」「文藝」など8誌の協力を得て人気作家の小説11篇を掲載。他に豪華な対談などもあり読み応えもありそう。くわしくはこちらで。てなわけで、今回はこれまで!
(うむ、「お直し とか」は書影がこちらではまだか)
ウエストウイング 津村記久子 |
お直し とか 横尾 香央留 |
何者 朝井 リョウ |
マリアージュ・マリアージュ 金原 ひとみ |
BRUTUS |
2012.11.30 ありゃりゃりゃりゃ、12月になっちゃうぅぅ。で、読書は宮部みゆき「ソロモンの偽証」第2部にやっと入った。
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