これは「スターウォーズ」が何だかわからん、このタイトルを見ても全然ピンと来ない、という人にはまったくおすすめできない。ひたすら「スターウォーズ」を愛する、そんなあなたにこそ読んでもらいたいグラフィック・ノベル。ま、絵本ですね。
それにしても、作者のジェフリー・ブラウン、やるもんだ!こういうアイデアがあったんだなぁ。運命の親子、ダース・ヴェイダーとルーク・スカイウォーカー。これは、もしもこの2人に普通の親子のふれあいがあったら、というお話。まったくフツーの親子(といってもダース・ヴェイダーはあのカッコだけど)のフツーな日常。動物園に行ったり、買い物に出かけたり、2人で遊んだり、アイスクリームを食べたり。もちろん、そんな中にもSWファンの心をくすぐるような工夫がいっぱい!あのキャラクターこのキャラクターなどなどおなじみのキャラが登場するし、フォースなどの話もあってニンマリとしてしまう。絵もちょっとチープな感じで僕は大好き。読み返せば読み返すほど楽しくなってくる、そんな一冊です。
2013.1.11 寒いなぁ、なんだかヤになっちゃうなぁ。読書は待ってました!の朝井リョウ「何者」。冒頭はあまり傑作感がないけれど…。
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