はいはいはい、では、出た本。「【難解】死語辞典」、死語辞典は前にもあったような気がするけれど、宝島編集部から出たっていうのが何だかうれしい。表紙(帯?)に「上司とおどろくほど心がかよう!」って書いてあるのがおかしいじゃないか。いや、死語って、僕の仕事にもけっこう役立つんです。もう使われなくなった言葉をキャッチに使うと意外と新鮮だったりして。コピーライター必携(か)!
出る本。小林信彦の週刊文春連載エッセイが単行本に。「映画の話が多くなって 本音を申せば」(4/9)、映画の話が多いならそれはそれでうれしいぞ!ちくま新書から出る中野翠「歌舞伎のぐるりノート」(4/8)も気になる一冊。中野翠が書けば歌舞伎もひと味違うものになるのでは?切れ味鋭い中野節をまた聞きたい!
で、最後。文春ジブリ文庫が4月10日に刊行スタート。ジブリの教科書とシネマ・コミックの2本立てで、第一弾は「風の谷のナウシカ」。このジブリの教科書の方がねぇ、なかなかの内容。制作に携わった人々のエッセイから、「背景を読み解く」と題しての著名人エッセイまで。後者は椎名誠や川上弘美、満島ひかり、大塚英志などなど。いやぁ、これは買っちゃいそう。シネマ・コミックの方は全セリフ全シーンを搭載したコミック完全版。オリジナルフィルムを元にしていて、なかなか美しい。これも気になるなぁ。ううむ。
<追記>小林信彦の本は発売日が4/24日になりました。
◯文春ジブリ文庫についてはこちらから。
【難解】死語辞典 別冊宝島編集部 |
映画の話が多くなって 本音を申せば 小林 信彦 |
歌舞伎のぐるりノート 中野 翠 |
ジブリの教科書1 風の谷のナウシカ |
(文春ジブリ文庫)
スタジオジブリ
シネマ・コミック1 風の谷のナウシカ
2013.4.5 なんだか知らないが明日は爆弾低気圧がやってくるとか。それなのに出かけなければならない私。ひぇ〜。読書は「キャバの十字架」が終わって、お待ちかね、いとうせいこう「想像ラジオ」!!!!
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