え〜っと遅まきながらですが、山田風太郎賞、決まってました。直木賞などいろいろと候補になっていた伊東潤の「巨鯨の海」です。江戸から明治の漁村を舞台にした時代小説。これ評価はかなり高いし、おもしろいみたい。組織捕鯨の物語なので、興味がある人はぜひぜひ。
あ、昨年の山田風太郎賞って窪美澄「晴天の迷いクジラ」と冲方丁の「光圀伝」でした。風太郎、クジラ好き?ってもちろん冗談ですが、山田風太郎賞なんて賞もらう作家は幸せだよなぁ。ほんとおもしろい小説を書く人だったもん。明治物など未読の本もまだまだあるので読みたいのだけど、なかなかなぁ…。
◯山田風太郎賞のホームページはこちらです。
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