出た本。今日の朝日の書評欄で紹介されてて、おっ!と思ったのが、「ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた」。新書なんですが、アマゾンの読者評がなかなかです。GSの雄、ザ・タイガースの全軌跡を追った一冊。これは読みたいなぁ。たぶん、読むぞ。「花森安治伝 日本の暮しを変えた男」も読みたい一冊。津野海太郎が書いてるので信頼できる。「暮しの手帖」を創った男の評伝。花森本は何冊か出てるはずだが、これが決定版になるのではないか。
出る本。いとうせいこうの「存在しない小説」(11/26)。彼が小説を書く気になってくれただけでもうれしいが、前作「想像ラジオ」はとてもよかった。この新作も期待度大。村上春樹のanan連載エッセイ「村上ラヂオ2 おおきなかぶ、むずかしいアボカド」(11/28)が文庫に。村上さんのエッセイはとにかく楽しい。これはぜひ!「史上最強の助っ人エディター/H・テラサキ傑作選」(11/28)も出る。伝説のエディターで昨年急逝した寺崎央さんのライター、エディターとしての仕事が一冊に。「平凡パンチ」「POPEYE 」「BRUTUS」で彼の名前を目にした人も多いのでは。これもぜひぜひ。ゲラを読んだら「泣けてしかたなかった」とよしもとばなながツイッターに書いていた角田光代の新作「私のなかの彼女」(11/29)も楽しみな一冊。最近、角田光代の新刊は見逃せない。
◯いとうせいこう「想像ラジオ」の書評はこちらから。
◯「村上ラヂオ2」を含む村上春樹のその他の本の書評や情報はこちら。
◯角田光代のその他の本の書評や情報はこちらです。
ザ・タイガース (集英社新書) 磯前 順一 |
花森安治伝 日本の暮しをかえた男 津野 海太郎 |
存在しない小説 いとう せいこう |
村上ラヂオ2: おおきなかぶ、 むずかしいアボカド (新潮文庫) 村上 春樹 大橋 歩 |
史上最強の助っ人エディター/ H・テラサキ傑作選 寺﨑 央 テラ本制作委員会 |
私のなかの彼女 角田 光代 |
2013.11.24 読書は窪美澄「雨のなまえ」が終わって、松家仁之「沈むフランシス」。このあたりはマイ年間ベストに入ってくるかも。うむ。
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