え〜、このブログの文学賞のニュースもいいかげんで、最近もいろいろ発表があったのを紹介していない。すみません。で、今年下半期の芥川賞、直木賞候補が発表になりました。
芥川賞候補の小野正嗣さんは4度目ですね。なんだがどれも意味深なタイトル。大きな話題になった作品はないので(たぶん)、さて、どれが選ばれるのか。直木賞は、知ってる人が多いけれど、万城目さんは5度目か。かなり評判がいいのが西加奈子「サラバ!」だけど、どうなるでしょうか。発表は来年1月15日!!
◯芥川龍之介賞 候補作
上田岳弘「惑星」(新潮8月号)
小野正嗣「九年前の祈り」群像9月号)
小谷野敦「ヌエのいた家」(文學界9月号)
高尾長良「影媛」(新潮12月号)
高橋弘希「指の骨」(新潮11月号)
※単行本化されてるのは今現在では「惑星」「九年前の祈り」のみです。
太陽・惑星 上田 岳弘 |
九年前の祈り 小野 正嗣 |
◯直木三十五賞 候補作
青山文平「鬼はもとより」
大島真寿美「あなたの本当の人生は」
木下昌輝「宇喜多の捨て嫁」
西加奈子「サラバ!」
万城目学「悟浄出立」
鬼はもとより 青山 文平 |
あなたの本当の人生は 大島 真寿美 |
宇喜多の捨て嫁 木下 昌輝 |
サラバ! 上 西 加奈子 |
悟浄出立 万城目 学 |
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