洋子さんの本棚 小川 洋子 平松 洋子 |
おまえじゃなきゃ だめなんだ (文春文庫) 角田 光代 |
人生、何でもあるものさ 本音を申せば8 (文春文庫) 小林 信彦 |
さて、今年最初の「出る本、出た本」。出た本3冊です。まずは、小川洋子、平松洋子「洋子さんの本棚」。同世代で同じ岡山出身、どちらも読み巧者である2人の洋子さんの本をテーマにした対談集。これは読みたいなぁ。登場するのは30冊の本と1本の映画。またまた気になる本が増えそう。
あとの2冊は文春文庫の新刊。角田光代「おまえじゃなきゃだめなんだ」は、文庫オリジナルの恋愛短編集。角田光代は短編も上手いからなぁ。全23編。小林信彦の週刊文春エッセイ「本音を申せば」の文庫化は8冊目。「人生、何でもあるものさ 本音を申せば8」、定点観測的に時代を見つめる好エッセイ。このブログでもすでに紹介してるが(タイトルは「非常事態の中の愉しみ」になっている)三陸沖の大地震が起った年のものなのでこれもぜひ読んでおきたい。というわけで、今回はこれまで。今年はどんなおもしろ本や新しい作家に出会えるか、楽しみ!
◯小川洋子の他の本の書評はこちら
◯「洋子さんの本棚」、特設ページもありますよ。
◯角田光代の本の僕の書評はここ
◯「非常事態の中の愉しみ」を含む小林信彦の本の書評はこちらです
2014.1.8 さてさて、新しい年が動き出した。エンジンがかかったようなかからないような。読書はまだまだ宮部みゆき「荒神」。
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