ステーキを下町で (文春文庫) 平松 洋子 谷口 ジロー |
流される (文春文庫) 小林 信彦 |
花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 前篇 橋本 治 |
花咲く乙女たちのキンピラゴボウ 後篇 橋本 治 |
う〜ん、暑い。暑いがために読書が進まない。夜、本を読み始めると暑さバテなのかすぐに眠たくなっちゃう。というわけで、またまたこのコーナー!出る本3冊行きます。といっても、文庫化ですね。
文章のうまさではピカイチ!平松洋子の食のエッセイ「ステーキを下町で」(8/4)、文春文庫から出ます。谷口ジローのイラストが何ともいいんです。「サンドウィッチは銀座で」に続く、シリーズ2冊め。同じく文春文庫から出る小林信彦「流される」(8/4)、このブログでも紹介した、東京少年」「日本橋バビロン」に続く小林家サーガの最終章。この三部作はおもしろいよぉ。敗戦から戦後の東京を小林家の出来事を通して見事に描いています。おすすめ!
そして、橋本治の名著「花咲く乙女たちのキンピラゴボウ」(8/6)前後篇で河出文庫から復刊されます。元は1979-81年に出たもので、橋本治が初めての小説「桃尻娘」のあとに出した「少女マンガ」評論集。日本で初めて少女マンガを批評の対象にした本で、僕もこれで大島弓子に目覚めました。え〜っと、どこかにあるんだけどなぁ。どこにあるのかなぁ。とにかくこれは必読!!!!!!!
◯「日本橋バビロン」「流される」等、小林信彦の本の書評はこちら
2015.8.3 8月になっちゃいました。っていうか、まだ8月3日か。というわけで進まない読書、朝井リョウ「武道館」。
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