彼女に関する十二章 中島 京子 > |
世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語 (小学館文庫) 涌井 学 川村 元気 |
古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば 小林 信彦 |
さてさて、ちょっと久しぶりのこのコーナー。出た本。4月ですが中島京子「彼女に関する十二章」出てました。彼女の本って、なぜかいつの間にか出てる感じがするのだけど…なぜでしょう?で、この小説、伊藤整のエッセイ「女性に関する十二章」が下敷きになっているらしい。50歳になった女性の日常と周囲で起こる様々な出来事。これ、ちょっと気になる。
もう一冊、出た本。「世界からボクが消えたなら 映画「世界から猫が消えたなら」キャベツの物語」出ました。映画、もう少しで公開ですね。で、これ、主人公の飼猫キャベツの視点で描いた物語、とあるのだけどクレジットは「著者/涌井学 原作/川村元気」。川村さんが書いたのならいいんだけどなぁ。どうなのかなぁ…ううむ。
出る本。小林信彦「古い洋画と新しい邦画と 本音を申せば」(5/12)出ます。週刊文春で連載中のエッセイの単行本化第18弾。時代の定点観察という意味で大きな価値があるこのシリーズ。今回も映画の話題が多いようで楽しみ、楽しみ!
◯川村元気「世界から猫が消えたなら」の書評はこちら
2016.5.9 ゴールデンウィークも終わりましたね。どこにも行かなかった僕ですが、今日はなんだかやる気なし。読書は吉田修一「橋を渡る」。
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