第155回、今年上半期の芥川賞・直木賞候補が発表になりました。以下の通りです。
◇芥川龍之介賞 候補作
今村夏子「あひる」(たべるのがおそいVol.1)
高橋弘希「短冊流し」(新潮1月号)
崔実「ジニのパズル」(群像6月号)
村田沙耶香「コンビニ人間」(文學界6月号)
山崎ナオコーラ「美しい距離」(文學界3月号)
※崔実さん「ジニのパズル」は7月6日発売予定。山崎ナオコーラさん「美しい距離」は7月11日発売予定。他はまだ予定がありません。
今村さん村田さんにも注目ですが、今回は群像新人文学賞で絶賛されたという崔実さんの「ジニのパズル」が気になります。
◇直木三十五賞 候補作
伊東潤「天下人の茶」(文藝春秋)
荻原浩「海の見える理髪店」(集英社)
門井慶喜「家康、家を建てる」(祥伝社)
原田マハ「暗幕のゲルニカ」(新潮社)
湊かなえ「ポイズンドーター・ホーリーマザー」(光文社)
米澤穂信「真実の10メートル手前」(東京創元社)
こちらは原田マハさん「暗幕のゲルニカ」を読んでいて、このブログでも紹介しています。これはいいですよぉ。他は読んでないのでなんともいえませんが、とりあえず原田さん推し、で。
◯原田マハ「暗幕のゲルニカ」の書評はこちらです。
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