ちょっと遅くなりましたが今年度の谷崎潤一郎賞が決定しました。中央公論新社が創業80周年を記念して1965年に創設したこの賞、今年で52回になるのですが、けっこう個性的なセレクトで僕は気に入っています。歴代の受賞作はこちらから。
今年は絲山秋子さんの「薄情」と長嶋有さんの「三の隣は五号室」が選ばれました。パチパチパチ!!選考委員は池澤夏樹、川上弘美、桐野夏生、筒井康隆、堀江敏幸という錚々たるメンバー。絲山さんの小説はけっこう読んでるのですが「薄情」はまだ。これから読みます。長嶋さんの小説は朝日新聞に書評が出てたのだけど、なんだかおもしろそう。半世紀の間に同じアパートの同じ部屋(五号室)に住み暮らした13世帯の話。ううむ…すごく心惹かれるぞ。贈呈式は10月11日。
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