また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!(2016.10/3週)

 出た本。あぁ、なぜこれを見落としてるのかなぁ。ピエール・ルメートルの「傷だらけのカミーユ」出てました。「その女アレックス」も「悲しみのイレーヌ」もどちらもすごくおもしろかった。そのヴェルーヴェン警部シリーズの最終作。これは読まねばっ!!

 

○2つの小説の書評はこちら


 もう1冊、出た本。世界でも注目されている現代アーティスト鈴木康広の初めての絵本「ぼくのにゃんた」出ました。これは表紙見ただけで感じるものがある。気になるなぁ。鈴木さんのホームページもぜひ見てみてください。

 


 出る本。角田光代がフルマラソンや山登り、ボルダリングなど23のスポーツに挑戦した体験エッセイ。「なんでわざわざ中年体育」(10/11)が出ます。角田さん、ブログでは走ったり、ボクシングジムに行ったりしてますが、元々は運動嫌いだったんですね。

 

 窪美澄の短編集「すみなれたからだで」(10/12)は期待度大。このタイトルいいなぁ。収録作品のひとつ「父を山に棄てにいく」は既読ですが、とてもよかったです。「インフルエンザの左岸から」「猫降る曇天」など全8編。(追記ー発売が10月19日に延びたようです)

 

 天才!ミロコマチコの新刊も出ます。うれしい!「けもののにおいがしてきたぞ」(10/13)。B4変型の横長ビッグサイズ。ミロコマチコの絵は大きい方が絶対にいい。しかも、虫や鳥や獣や岩がドンドコドコと登場するミロコマチコワールド全開の絵本。これはたまらないっ!

 

  さて、読書の秋。出る本、まだまだあります。ジェフリー・ディーヴァーの「煽動者」(10/14)。人間嘘発見器キャサリン・ダンスシリーズの第4弾です。僕は海外エンタメはあまり読まないのだけど、ディーヴァーだけは愛読しています。とにかくおもしろい。これもおすすめ。

 

 夏に1・2が出た「ブラタモリ」の本。3の「函館 川越 奈良 仙台」、4の「松江 出雲 軽井沢 博多・福岡」(10/14)の2冊が出ます。1・2、なかなかおもしろかったですよ。ちょっとナナメなガイドブックとしても便利。

 

 さてさて、最後はこれもまた期待作。「怒り」の吉田修一の「犯罪小説集」(10/15)出ます。罪を犯してしまった人間とそれを取り巻く人々の業と哀しみ、ううむ、気になる。というわけで今回はちょっと多かったですね。どれだけ読めるかなぁ…。

 

 

◯これまでの「出る本、出た本」は下から。


 2016.10.10 だいぶ秋らしくなってきた。気温が不安定な日々が続いたせいか妻がちょっと風邪気味。みなさんも気をつけて。読書は「〆切本」がそろそろ終わりそう。

 

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