69歳だそうです。あまりにも早すぎる。女性では大島弓子、岡崎京子、高野文子が自分にとってのフォーエバーな作家ですが、男性では谷口さんだけ。まだまだまだまだあの独特なタッチのコミックを描いて欲しかった…。残念でなりません。
谷口さんのコミックの主人公はなんだかいつも逡巡しているイメージがあります。なにかをいつも自分に問いかけ追い求めているような…。古くて書評はないのですが関口夏央とコンビを組んだ「『坊っちゃん』の時代」あたりから本格的なファンになったので、まだまだ未読の本があるのですが…。最後の作品になった「ヴェネツィア」、これもまだ読んでないのですぐにでも読みたいと思ってます。
ブログからお気に入りの谷口作品を紹介します。
そういえば「『坊っちゃん』の時代」全5巻は新装版が出てました。夏目漱石、森鴎外、石川啄木、正岡子規、二葉亭四迷などなど、文豪たちを描いて明治という時代に迫る大傑作。追悼の意味を込めて僕も読み直したいと思っています。未読の人もぜひ!
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