おぉ!これは「MONKEY」のvol.7に「優れたパーカッショニストは、いちばん大事な音を叩かない」というタイトルで掲載されて、すご〜〜〜くおもしろかった川上未映子による村上春樹のインタビュー集ではないか!しかも、11時間25万字「まるごと一冊」インタビュー本、とあるので掲載されていない部分もドドドッと追加で載りそうです。で、この本のコピーは
ただのインタビューではあらない。
分かる人にはすご〜く分かる、分からん人には、何言ってんだ、って感じのコピーですね。とにかく「あらない」っていってるんだから「あらない」ですよ。さすが川上未映子、っておもしろさなので、ファンの方はもちろん、そうでない方もぜひぜひ!
(追記4.27/ こういうふうに書いたのですが、これは「MONKEY」の川上さんのインタビューとは別のものでした。このインタビューの続きという形で編集部が依頼したもので内容的には「騎士団長殺し」のことが中心になっています。いいかげんで大変すみません!)
◯内容を特設サイトから引用しますね。
『騎士団長殺し』誕生秘話、少年期の記憶、フェミニズム、世界的名声、そして死後のこと……。芥川賞作家にして、10代からの熱心な愛読者が、村上春樹のすべてを訊き尽くす。
比喩はどうやって思いつく? 「地下二階に降りる」とは?
結末を決めずに書けるって本当? イデアとメタファーって何?
じつは男を求める男の話? なぜ文体が大事なの?
女性が性的な役割を担わされ過ぎてません? 自分の「影」を受け入れるって?
何があっても一日十枚書くの? なぜ一人称に戻ったのですか?
過去の自作を読み返さないのはなぜ? 新作が何十万人に読まれる気分は?
世界的に成功して、見返したい批評家はいます?
死んだらどうなる? 村上春樹賞はつくられますか?
◯くわしくは新潮社のサイトへ
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