また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2017.6/2週)

 さて、出た本。5月に出ていた辻村深月「かがみの孤城」、「王様のブランチ」の読書コーナーでも紹介されていました。辻村さんは「島はぼくらと」がよかったなぁ。ブランチを含めてこの小説の評価、かなり高いです。アマゾンの紹介文を引用してみますね。

 

あなたを、助けたい。

学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこにはちょうどこころと似た境遇の7人が集められていた――
なぜこの7人が、なぜこの場所に。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。
生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。一気読み必至の著者最高傑作。

 

 こころ、というのは主人公の女の子の名前です。特設サイトもあるので読んでみてください。ううむ、これは気になるぞ!

 

 

 出る本。「小川洋子の陶酔短篇箱」(6/6)が文庫になります。川上弘美の「河童玉」、泉鏡花「外科室」など、小川洋子がセレクトした16の短篇と解説エッセイによるアンソロジー。ここでもまた小川洋子ワールドを堪能できそうです。

 

 もう1冊は人気沸騰中のヨシタケシンスケの新刊「あるかしら書店」(6/6)、月明かりの下でしか読めない「月光本」やふたつの本を合わせて初めて読むことができる「2人で読む本」などなど、あなたの「あるかしら?」に応えてくれる本屋さん。ううむ、今度もまたまたおもしろそう。読むぞ!

 

◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでまとめて。

 

 2017.6.5 スポーツも気になる、共謀罪も気になる。読書はカーソン・マッカラーズ「結婚式のメンバー」。

 

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