「本の雑誌」8月号で発表された上半期のベストテンです。ネットには掲載されないベストテンなので、いつもちょっと時間が経ってから紹介しています。そろそろ月も変わるので営業妨害にはならないかな?
1位 周防柳「蘇我の娘の古事記」
2位 遠田潤子「冬雷」
3位 足立紳「14の夜」
4位 斎藤美奈子「文庫解説ワンダーランド」
5位 辻村深月「かがみの孤城」
6位 増田俊也「北海タイムス物語」
7位 青山文平「遠縁の女」
8位 柞刈湯葉「横浜駅SF」
9位 カリン・スローター「ハンティング」
10位 江國香織「なかなか暮れない夏の夕暮れ」
ふふふ、「本の雑誌」の上半期ベストはいつもおもしろいですよね。年間ベストにあまり残らないし。1位になった周防柳は「八月の青い蝶」が話題になりましたが、これは知らなかったなぁ。古事記の作者を探る物語で恋と青春、ファンタジー的な要素も入ってるらしい。ちょっと興味あり。
記事を読んで他に心惹かれたのは「横浜駅SF」、横浜駅がずっと工事中だってことは知っていましたが、それがどんどん増殖していって本州の99%が横浜駅になっちゃった時代の話。いやいやこれはおもしろそう。あとはすでに話題の辻村深月「かがみの孤城」と岩波新書から選ばれた斎藤美奈子の「文庫解説ワンダーランド」。ううむ、どれも読みたいなぁ。
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