え〜っと、先週の「出る本」で紹介したあそうかも「猫たちの色メガネ」は29日発売で、今週紹介するべき本でした。ボケてるな。一週間のうちにもう少し内容が分かったのならばいいのだけど、それも何だかよく分からない。あそうさんのツイッターでは
29日発売の短編集『猫たちの色メガネ』がどんな内容かをときどき聞かれるようになってきたんだけど、どう説明すればいいのかわからなくて困っている。ひとことで言えるなら、最初からそのひとことを言えばいいので、わざわざ書かないもんなあ。「何の役にも立たないテクストです」が近いかなあ。
あ『「何の役にも立たない」という役に立つテクスト』くらいがいちばん近いのかなあ。僕は役に立たないことや合理的じゃないことがすごく好きなのです。コスパとかどうでもいいし、目標までの最短距離なんて、つまらなそうだからあまり歩きたくないんですよね。
って書いてある。ううむ、こういう感じのあそうさんがけっこう好き。本も読んでみたいぞ。
出た本。佐藤雅彦「新しい分かり方」、出ました。佐藤さんといえば僕はこのCMに衝撃を受けました。
あと、これですよ、これ。
朝日広告賞を受賞したカルピスの広告。とんでもないなぁ。「バザールでござーる」や「サントリーモルツ」などで広告の人だった佐藤さんも、「だんご3兄弟」の作詞をしたり、ゲームを作ったり、「ピタゴラスイッチ」などテレビ番組の企画監修に携わったり。今は藝大の教授ですね。で、そんな佐藤さんの新刊。紹介文はこんな感じです。
「分かる」って、こんなに気持ちいいことなのか。「伝える」には、こんな方法もあったのか。「ピタゴラスイッチ」生みの親が、世の中の見方が変わる「分かる」「伝える」を提案します。
伝える天才である佐藤雅彦さんが書いたこの本、これはやっぱり気になるなぁ。
◯これまでの「出る本、出た本」はこちらでまとめて
2017.9.24 長袖にしてみたものの日差しの下ではけっこう暑く感じるなぁ。ううむ。読書は宮部みゆき「この世の春 上」。
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