また、本の話をしてる

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【新刊案内】出る本、出た本、気になる新刊!  (2018.2/2週)

 さてさて、出る本。2016年本屋大賞受賞作、宮下奈都「羊と鋼の森」(2/9)がいよいよ文庫化されます。ピアノ調律師をめざす青年を主人公にした物語。これはいいですよぉ。未読の人はぜひ!僕の書評も読んでみてください。そうだ、6月には山崎賢人主演で映画になるんだった。表紙、単行本もよかったけれど文庫もいいなぁ。

 

 

   この文庫ですが、佐藤多佳子さんが解説を書いています。佐藤さんにも素敵な音楽小説があるのですがご存知ですか?ちょっと脱線しますが、この2冊とてもおもしろいのでおすすめです。

 

 

◯映画のホームページはこちら


 

 さて、もう1冊。角田光代「学校の青空」(2/5)が河出文庫で新装新版で再登場します。以前の版より表紙が洗練されていていい感じ。アマゾンの紹介によると

 

いじめ、うわさ、夏休みのお泊まり旅行…お決まりの日常から逃れるため、それぞれの少女達が試みたささやかな反乱。傑作青春小説集。

 

これもちょっと気になります。

 

 

 最後は雑誌です。「文學界3月号」(2/7)の特集は「岡崎京子は不滅である」。おぉぉぉ!映画「リバーズ・エッジ」の公開が2月16日に迫っていて、関連書籍がこれからも出ますが、この「文學界」の特集も楽しみ!アマゾンによると特集の内容はこんな感じです。


  

大特集 岡崎京子は不滅である


吉本ばなな×二階堂ふみ
曽我部恵一×しまおまほ


桜沢エリカ 今日マチコ 行定勲 大根仁 宮沢章夫 藤野千夜
藤野可織 ブルボン小林 穂村弘 斎藤環 文月悠光


小沢健二と岡崎京子の「一九九六年以降」(宇野維正)

 

  映画の主演二階堂ふみと吉本ばななの対談は気になります。映画、うまくいくかなぁと実は心配だったのですが、杞憂だったみたい。なかなか評判いいです。いずれにしても文學界は買っちゃいそう。

 

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◯これまでの「出る本、出た本」はこちらから


2018.2.5 平昌、すご〜〜く寒いらしい。開会式、小平!主将でも出なくていいぞ。読書は原田マハ「たゆたえども沈まず」。

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